- 「コピックマーカーでイラスト描いてみたいけど、どうやって描いたらいいかわからない」
- 「コピックは使ってみているけど、みんなどうやって描いてるんだろう?」
- 「どういう順番で色を塗ったら良いのかわからない」
先日、はたらく細胞マクロファージさんを描いてみました。
コピックマーカーで着色したのですが、その際、動画撮影をしてみましたので編集し、作業工程がわかるようにYoutubeへアップロードしました。
また、使用したコピックの色番号や、その他の画材もこの記事に記載しておきました。
合わせてご覧いただければと思います。
- コピックでイラストを塗る作業工程を動画でわかりやすくご紹介!
- イラストに使った画材をご紹介
完成イラスト
pixivやTumblrに掲載してありますので、よかったら合わせてご覧下さい。
「はたらく細胞マクロファージさん【コピック】」/「vesper」のイラスト [pixiv]
イラストメイキング動画
下記に掲載しています。
5分ちょっとの動画です。ぜひお茶を飲みながらでもご覧下さい!
撮影前に、線画を書く所まで終わらせています。(音声はありません、無音です…)
使用した画材
このイラストを描く際に使用した画材を下記に書いておきますので、参考にどうぞ。
コピックマーカー
コピックスケッチを使用しています。
今回のイラストで使用した色番号を下記に書いておきます。
このキャラクターは、全体的に白っぽいので、コピックマーカーを使用した色数はいつもよりかなり少なめですね。
肌色
- 0 カラーレスブレンダー
- E0000
- E00
- E01
今回はE系の肌色を使ってみました。
全体の色味
- E40
- E41
- E43
全体的に色のニュアンスを与えるため、E40系を使いました。
口の中
- R01
- R02
ハイライト
- Y00
- Y21
瞳のキラキラ感を出すためにY系を使用しました。
追加影色
- V000
- W1
- W2
陰影のコントラストを高めるためにW系、奥行き感を出すためV系を使いました。
ナタの刃の色
- C1
- C2
紙
- コピック専用紙 PMペーパー B5
-
今回は、コピック専用紙であるPMペーパーを使ってみました。
PMペーパーパッドという、綴じられているタイプがありますので、それの1枚を切り離して使っています。
薄手の紙ですが、コピックが裏抜けしない(ウラに染みない)のと、グラデーションや混色が綺麗に出来る紙です。
安価なので、専用紙の中でも練習にオススメの紙です。
線画
- コピックマルチライナー ブラウン サイズ 0.1、0.05、0.03
同じコピックシリーズのマルチライナーを使いました。
色はキャラクターに合わせて茶色系にしました。
太さは、3タイプ使いました。
0.1は輪郭線になるところ、目や前髪は0.03、0.05を使っています。
基本的にはコピックを上から塗ってもにじまないのですが、
乾くまでの時間はありますので、描いた後、すぐに上から塗ると当然にじみます。
乾いた後も、何度も塗り重ねていると微妙ににじむことがありますので、完全に乾いたからと言って、安心ではありませんので、注意が必要です。
特に顔などは、色を重ねる際、慎重に塗った方が良いと思います。
コピックマルチライナーに関してや仕上げ画材を下記の記事にまとめていますので、あわせてご覧下さい。
コピックでイラスト色塗りする時に使う道具 線画・仕上げ編【初心者向け使い方】
ホワイト、ハイライト
- ゲルインクボールペン 白 (Signo、ジュースアップ)
仕上げには、お手軽ホワイト、ゲルインクボールペンを使いました。
ユニボールSignoエンジェリックカラーの0.5、ジュースアップ0.4は、インクの色が濃いめでオススメです。
ゲルインクのボールペンは、コミックイラストでよく使う絵の具のホワイトと違い、入手しやすくて、且つ、メンテナンスフリーで、とてもオススメです。
数本入ったセットで購入すると、イラストにも使えますし、メモや勉強するときなど他にもいろいろ使えて便利ですね。
また、仕上げの道具や画材を下記の記事にまとめていますので、あわせてご覧下さい。
コピックでイラスト色塗りする時に使う道具 線画・仕上げ編【初心者向け使い方】
コピックでイラストを塗る時のコツ
コピックで着彩するときの私なりのコツをいくつか書いておきます。
肌色
顔の肌は、色むらを防ぐ為、0カラーレスブレンダーを使用しました。
あらかじめ紙を湿らせておき、ムラを防ぐようにします。
私は薄い色でベースカラーをあらかじめ塗ってから影を塗る塗り方をしています。
今回のイラストでは、
1 0 (紙面を湿らせる)
2 E0000(ベースカラー)
3 E00(影)
という順番で塗っています。
下塗り
薄目の色で影の部分の下塗りをしています。(今回はE40を使いました)
この作業は全体の仕上がりイメージを決めるので、とても大切です。
仕上がりイメージを考えながら、はじめは薄めの色で塗っていくのが良いと思います。
塗り
下塗り後は影をさらにつけたり、こまかい所を塗っていきます。
順番的には薄めの色を塗った後、濃いめの色を塗る方が失敗が少ないと思います。
少々違う色相の重ね塗りでニュアンスや雰囲気を出すようにしています。
いかがでしたか?
動画撮影はなかなか慣れてないのですが、今後もできるだけ掲載したいと思っています。
コピックについてや、イラストメイキングの記事も合わせてご覧下さい。